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ホール管理者の方へ

ホール管理者へのご提案

経年変化で痛みの目立つところが増えた。

舞台技術者からも改修の要望が頻繁に出ている。

改修の要求を出してはいるが、毎年先送りになっている。

そんな悩みを抱えているホールが増えています。

建物や設備は古くなると改修や更新が必要です。

しかし、公共施設であるホールの改修はまず予算を確保しないことには話が先に進みません。

一体いくらあれば必要な改修が行えるのか、
管理者側でもメーカーに見積もりをとったりしていませんか?

しかし、メーカーごとにばらばらに出てくる見積書をまとめたり、
査定する事は通常の業務とは異なり、難しい面があります。

かといって設計事務所に調査を依頼すると、一般的には
とてもホールの通常予算ではまかなえない費用がかると思います。

結局まず調査を依頼するための予算折衝が必要という話になってしまいます。

まず予算折衝の土俵に乗せるためには、
ホールを知らない人間でも分かるように事態を説明しなくてはいけません。

しかし、自治体内部での報告には原則として文書が必要です。

しかもその文書を上部に報告する人は、
文書の作成者ではない場合がほとんどです。

したがって、予算折衝のための報告書には、
素人にも分かるように、ホールの現状と改修案および必要とされる費用について、
明解に記述されていなければなりません。

ところが設計事務所の作成した工事項目積み上げ方式の報告書は、
とても分厚く専門的で、素人には理解しがたいものが多いようです。

そのような報告書しかない場合、
結局報告する人間が分かるように、
要点を1枚にまとめたものを作るようにというご指示を、
会議の前日に受けるようなことになってしまうのです。

LightStageにご依頼いただければ、
専門家でない方にも分かるように、現況報告と改修案およびその費用について、
バランスの取れた報告書を作成いたします。

現場の調査はメーカーの保守管理部門やホール設備管理者へのヒアリングを中心とし、
最適な改修案を予想しながらご提案いたします。

改修予算は豊富にあればそれにこしたことはありませんが、
緊縮財政の中で今やるべき工事の判断は、まさにバランス感覚を問われる作業です。

改修予算の立て方としては、
各部門からの要望の積み上げではなかなかうまく行きません。

各部門とも、要望が全部は通らない事を予想して、
どうしても多めに要求してしまうからです。

築30年以上のホールなどで、部門別に積み上げなどすると、
大抵は新築するより多くの金額がかかってしまうという積み上げ結果になります。

いくら何でもそれはないだろうと思いたくなりますが、
建物や設備の減価償却という観点から見ると、
30年分の減った価値を回復し、あと30年保たせようとすれば、
新築時とほぼ同じ金額がかかってもあながち的はずれではないという見方もあります。

改修の目的としては次のような各レベルがあるでしょう。

・危険な部分を無くす。
・新しい法規に適合させる。
・寿命のきたものを更新する。
・不便な部分を変更する。
・汚れたものを取り替える。
・新しい機能のものにグレードアップする。

そしてたとえ理想とされる工事費用がつかない場合でも、
その予算範囲内で最適な改修設計と工事をすれば、
建物生涯でかかる費用が抑えられる結果となるでしょう。

改修工事は早め早めに手を打った方が、
良い状態も長く維持できるし、コストも少なくて済むのです。

ホールという施設は多くの市民が関わる場所ですので、
予算折衝から、設計、閉館、工事、竣工、リニューアルオープンまでは相当な期間を必要とします。

少しでも早めの改修ができるようにLightStageがお手伝いいたします。

TEL 03-5695-9303 9:00~17:30(月曜~金曜)

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