●予算と経費の削減
文化施設においては、予算をいくら確保したらよいのか、
何にお金をかけるべきか、どうやったら費用を減らすことができるのか、
などということが大きな問題になってきます。
ところが、従来型の積み上げ方式の見積りなどでは、
工事費などが大きくなり過ぎて、現状と合わない数字となってしまいます。
当社ではきちんとした施設運営を行えるということを考察した上で、
工事費などのどこを削れるのか、どの程度の工事を行えば良いのか、
最低限必要なものは何なのか、などという観点から予算と経費の削減を行っていきます。
●必要な設備と最適な計画
予算に応じて、ホールや施設の内容や規模を検討し、
どの設備が必要かを判断し、舞台3設備の金額を出していきます。
改修に関しても必要な設備を考察し、なるべく予算をかけないで
改修する方法を提案したり、単年度だけでなく、複数年度にかかる改修計画もお伝えします。
●セカンドオピニオンの提言
ホールや施設で舞台のある建築物は、発注者においても
一般の建築家においてもなじみの薄いものです。
新築及び改修工事、設備の更新や維持費についても、
その金額の差は非常に大きく、標準的な金額もほとんどないような状況です。
当社は舞台専門のコンサルタントとしてのノウハウを蓄積しているので、
舞台をより良く使うため、コストを削減するために、
ニーズに合わせて様々な角度からセカンドオピニオンをお伝え致します。
舞台3設備とは何か?
舞台音響…拡声をするためのマイクやスピーカー、
効果音を出すための録音再生機器類などです。
舞台照明…演出のためのスポットライト類や調光装置です。
一般の照明とは別の分野になります。
舞台機構…舞台上部に吊る幕や照明バトン、音響反射板、
床の迫りなどを動かす機構を指します。